2018年10月23日(火)「秋深し どんぐり探し」を実施しました。

少し肌寒さを感じさせる朝の日和でしたが、定刻には全員栗平駅に集合。3班に分かれて、里山の風景が残る川崎市麻生区の住宅街を抜けて、その麻生区と町田市の市境にもなっている栗木緑道の尾根道に到着。その入口には今日のテーマのどんぐりが遊歩道にごろごろころがっているのを見つけた参加者が、さっそく拾い出す。コナラ、クヌギのどんぐりが圧倒的に多く、ウバメガシ、シラカシはそのどんぐりを見つけるのに一苦労。そして多くの参加者は「どんぐり」というのは一種類しかないと思っていたようで、講師からそれぞれ見つかるどんぐりの特徴を聞き、驚いたり感激したりで、なかなかその場を離れませんでした。この季節は、春のような賑やかさは無いものの、アキノノゲシ、ヤマハギ、ヤクシソウ、ユウガギクなどなど、静かさの中に趣のある花が多く、観ていて落ち着きと安心を与えてくれる。晴れていれば大山や蛭ヶ岳、富士山までの眺望が楽しめるコースでしたが、あいにくの曇り空だったので、それは叶いませんでしたが、ゆるやかなアップダウンの遊歩道はちょうど良い運動になったのではと思います。


午後は黒川青少年センターで、あらかじめ用意した殻斗付きのどんぐり7種を、コルクボードに貼ってオリジナルの「どんぐり標本」を作成し、全員が完成してからは、それぞれの葉っぱがどのどんぐりのものかを当てるクイズ形式で、楽しみました。ちなみに7種どんぐりは多摩丘陵で見つけられるものとして用意した、クヌギ、コナラ、シラカシ、アラカシ、ウバメガシ、スダジイ、マテバシイでした。


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2018年9月20日(木)「真紅に染まる巾着田 ヒガンバナに会いに行こう!」を実施しました。

午後からのお天気が心配された中、お申込者全員にご参加いただき、高麗駅より観察
会をスタートしました。

巾着田までの道のりでもマルバルコウソウやシラハギ、ツルボ、キバナコスモスなど
色とりどりの草花が次々と…道の両わきの土手で迎えてくれるヒガンバナの開花状況
に巾着田のヒガンバナへの期待も深まります。

日高市特産のクリ畑をぬけ、辿りついた巾着田のヒガンバナの開花状況はどんぴしゃ
り!草丈が揃ったヒガンバナが一斉に咲き誇る光景は、まさに赤い絨毯を敷き詰めた
ようでなんとも幻想的でした。「今回が最高の開花状況ね」と、以前にも巾着田へお
越しになったことがある参加者の方に言われ、観察会に合わせて見事に咲いてくれた
ヒガンバナに感謝。

そして日和田山へ移動し、今度は見晴らし台から巾着田の眺めを楽しんでいただきま
した。少し急峻なところもありましたが、インストラクターたちから、ハイイロ
チョッキリが落としたドングリやヒノキの実つき枝などを題材にした話を聞きつつ、
キハギ、コウヤボウキ、ヤマジノホトトギスの花を観察しつつ、荒い息を整えなが
らがんばって登り切ってもらいました。

その先、お昼休憩となる駒高までのゆるやかな山道では、ツルアリドオシの赤い実や
チゴユリの青い実、キッコウハグマ、シュウブンソウ、キンミズキヒキなどゆっくり
観察。ガマズミやノブドウの虫こぶの世界も楽しんでいただきました。

駒高からは、アズキの原種となったヤブツルアズキの花や名前に似合わず可愛らしい
ハシカグサを愛でながら、また、スズメウリとカラスウリ、シロヨメナ、ユウガギ
ク、シラヤマギクを見比べしながら、舗装された道をのんびり下山。途中降り出した
雨にも負けず、ぽつんぽつんと咲き始める秋の花や実なりを迎える植物との出会いを
楽しみました。

約9kmと長丁場のコースでしたが、振り返り後のスタッフ手作りの「栗の渋皮煮」の
おもてなしに舌鼓された参加者の笑顔に、スタッフたちも充実した楽しい一日となり
ました。

 

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2018年6月2日(土)「天空のお花畑セッコクを訪ねて」を実施しました。

汗ばむような日差しの下、参加者全員ほぼ時間通りに高尾山口駅前の広場に集まりました。9時に開会式、注意事項、体操と準備を進めていく間にも後ろの道路は高尾山へ向かう人の群れでいっぱいでした。9時半、6班に分かれて出発。6号路に入ると川沿いの山道は木々の木陰と時おり吹く爽やかな風とで涼しく、汗も収まってきました。林床には春に咲いた花々の今の姿。実や種を付けた草木がたくさん見つかりました。そして今咲いている花々。中でもウリノキの花はその愛らしさからとても人気があり、「下向きの細い花では虫も来ないだろうに」「あんな長い葯、必要なの?」と疑問が飛交いましたが、丁度花を訪れたハナバチやセイヨウミツバチがその答えを教えてくれました。

そしてセッコク。最盛期は過ぎていましたが、「天空のお花畑」をどうにか感じていただきました。たくさんの人の群れに追い越されながら濡れた岩の上を注意深く歩き、ギンリョウソウを観察。

急な階段を登り、午前の観察が終了し、3号路との出会いの広場で昼食となりました。

 

午後からは6号路の喧騒を離れ、静かな森の道、3号路に入り、不思議な植物「ムヨウラン」との出会い。そしてたくさんの小鳥たちの声を聴き、その姿を追いながら浄心門を経由して、15時過ぎに山頂駅に着きました。振り返り後、講師手作りの「ガマズミ酒」で疲れを癒やして解散となりました。

 

今回は着生植物と寄生植物、そして半寄生植物など、変わり者植物のお話をその植物を前にしてお伝えすることが出来、参加者の方々も興味を持たれたのではと思っています。狭い山道と続く人の列で、立ち止まるのは迷惑。でも、伝えたいことはあると講師たちは事前にそれぞれ工夫をして臨みました。

お天気にも恵まれ、参加者の笑顔にスタッフたちも充実した楽しい一日となりました。

 

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2018年4月8日(日)「春の息吹を感じる霞丘陵ハイキング」を実施しました。

週間予報で心配されていたお天気でしたが、本番当日は青空に恵まれ、集合時間には参加者全員がそろい、予定どおりのバスに乗車し塩船観音寺口へ移動、開会式をスタートしました。各班に分かれてまず塩船観音寺の建物、歴史等を解説し、境内のミツバツツジ、フゲンゾウ、チゴユリ等を観察をして霞丘陵ハイキングコースへ。

ハイキングコース入口ではシュンランがお出迎え、鏡をつかって花の中の様子も観察してもらいました。ハイキングコースでは、あちこちに咲いているスミレ類を花のつくり、葉の形、全体の立ち姿、香りなど観察してもらいながら、同じように見えるけれどそれぞれ違いがあることを楽しんでいただきました。

また、最終下見では確認できなかったフデリンドウでしたが、本番当日に出会うことができ、その時のスタッフの喜びようはお客様の笑顔を誘っていました。

昼食時にはスタッフ手作りの桜餅とクマザサ茶でおもてなし、午前中に観察した植物を今度は味覚でも味わっていただきました。

午後からの観察会は、メインとなるはずだった桜並木道のサクラが残念ながら葉桜。それでも、ウラシマソウやイチリンソウ、ジロボウエンゴサク、カンアオイ、ニリンソウなど道すがら出会う草花を解説しながら、春の息吹を満喫してもらいました。

出会えたスミレは78種類、お天気にも恵まれ、事故もケガもなく無事終了。

春の思い出を心に、笑顔で解散となりました。

 

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2018年2月22日(木)「梅香る庭園で賞梅と木の実のメッセージスタンド作り」を実施しました。

天気予報では曇りのはずが、みぞれまじりの冷たい雨が降る園内。キャンセル続出を覚悟していましたが、集合時間より前に参加者全員がそろい、予定より15分早く午前の観察をスタートできました。

各班に分かれてまず小石川後楽園の沿革、歴史などを解説してから梅林に向かいます。

梅林の入り口では道知辺の可憐な花がお出迎え。園内には38種、約100本の梅の木があり、中咲きの梅を中心に観察を行いました。白滝枝垂れ、青龍枝垂れ、呉服枝垂れなどの枝垂れ梅、白加賀、玉英、豊後などの実梅、園内ではいちばんに咲く光圀、水戸六名木の虎の尾、白難波などなど、予定していた30分は瞬く間に過ぎました。

 

紅千鳥の旗弁を確認してから園路散策へ。園内は風雪にさらされ、また震災や戦火により現存する建造物は少ないのですが、参加者の想像力をかき立てる班長の解説で在りし日の姿を思い浮かべながら雪まじりの雨の中、園路を周遊しました。

 

園内の集会場で昼食の後、午後は木の実を使ったクラフト作り。みなさん、用意した十数種類の素材を選ぶ目は真剣そのもの。ゆっくりと時間をかけ、出来上がったメッセージスタンドはどれも個性的で素晴らしいものでした。

 

冷たい雨の一日でしたが、事故もケガもなく無事終了。作品を手に笑顔で解散となりました。

 

はじめてご参加された皆さん、そしてリピーターの皆さん本当にありがとうございました!

 

次回は2018年4月8日の日曜日、春の息吹を感じる霞丘陵ハイキングです。里山に咲くスミレやシュンランに会いに行きませんか?

 

皆さまのご参加をお待ちしております!

 

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2017年11月23日(木)「秋色の丘陵ハイキングとオリジナルバンダナ作り」を実施しました。

週間予報で心配された天気予報はみごとに当たってしまい、午前の観察会は中止。午後のプログラムの草木染めを繰り上げての実施となりました。色づき始めた里山を歩きたかった方が多かったようで、参加人数は残念ながら半減。今まで雨による中止は一度も無くこれが初めてとなってしまいました。

草木染めの方は未経験の方が多かったのですが、みなさん手順の飲み込みがとても早く、個性豊かな綺麗な柄の染めに仕上がり、素敵なお土産になったのではと思います。

 

はじめてご参加された皆さん、そしてリピーターの皆さん本当にありがとうございました!

次回は2018222日の木曜日、都内の小石川後楽園で賞梅を中心とした観察会と園内の涵徳亭の一室でクラフトです。

 

皆さまのご参加をお待ちしております!

 

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2017年8月19日(土)「御岳山の貴婦人に会いに行こう!/レンゲショウマとタマガワホトトギス」を実施しました。

前日の天気予報は不安定な気象予報で、何名かキャンセルも出ましたが、予定通り実施となりました。9時過ぎにJR御嶽駅に参加者全員が集合した時には御岳ケーブル下行きのバス停は長蛇の列でした。3台のバスに分乗して10時にケーブルカー山上駅前の御岳平に再集合し、開会式。安全注意、体操のあと5班に分かれて観察を行いました。

 

午前中は富士峰園地でレンゲショウマ、ソバナ、モミジガサ、トチバニンジンの赤い実などを観察。花茎を伸ばし始めたサラシナショウマの葉とレンゲショウマの葉を比べてもらい、レンゲショウマの名前の由来に納得。ここでは時間を多めにとって参加者のみなさんに満足のいくレンゲショウマのショットを撮っていただきました。

 

御岳集落や武蔵御嶽神社の由来を話しながらビジターセンター~武蔵御嶽神社前通過~長尾平へ。途中、フシグロセンノウやミヤマタニワタシの鮮やかな花色が目に留まり、なかなか歩が進みません。

予定より30分遅れで長尾平で昼食の後、午後は天狗岩~ロックガーデン~綾広の滝~天狗の腰掛杉をまわり再び長尾平へ。もと来た道をたどって予定どおり3時半に御岳平で閉会式を行いました。

ロックガーデンではちょうど見頃を迎えたタマガワホトトギスがそこここに咲き、十分に水量をたたえた渓流は涼しい風を運んでくれました。

 

最後まで雨に降られず、事故もケガもなく無事観察会を終了することができました。

みなさんからは、楽しかった、また来たいとの言葉をたくさんいただき、笑顔で解散となりました。

 

はじめてご参加された皆さん、そしてリピーターの皆さん本当にありがとうございました!

 

次回は11月下旬「秋色の丘陵ハイキングと草木染めのオリジナルバンダナ作り」です。

里山とそこに暮らす人たちとの関わりや里地の風景を楽しんでいただく予定です。

 

皆さまのご参加をお待ちしております!

  

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2017年4月8日(土)「羽村の春を満喫/サクラとチューリップ」を実施しました。

前日17時のピンポイント予報は曇り、スタッフ集合時間の830分の羽村はそぼ降る雨。それがスタートの930分前には雨はピタリとやみ、幸先の良いスタートとなりました。今年はサクラの開花に大きなずれがあり多摩川沿いのサクラや根がらみ前水田のチューリップが咲いているかどうか心配でしたが、多摩川の土手沿いのソメイヨシノは8分咲きでちょうど見ごろを迎えており、時間を掛けてゆっくりと観察できしばしお花見を楽しんでいただけたのではと思います。一方根がらみ前水田のチューリップは早生が1分咲きと残念な結果となり、色とりどりのチューリップを楽しみにしていたみなさんは残念な思いをされたのではと思います。ただ普段あまり見ることが無いピオニー(八重)咲きやパーロット咲きなどの希少種が咲き始めていたのは救いでした。

羽村堰ではこの期間だけ第一水門の上が通れるため、とても貴重な体験となったのではと思います。羽村堰では講師各自が用意した資料を基に江戸市民の水を確保するためにどうして羽村が選ばれたのかその理由を解説し、可動堰、固定堰、川の流れをコントロールする枠や蛇かごを実際に見ながら当時と変わることが無い基本的な堰の仕組みを解説させていただきました。

この日は桜まつりと重なったため、羽村堰寄りの玉川上水散策路には屋台が並び大変な人出となっていましたが、下見で目星をつけた多摩川土手の広場は全く人がおらず、みなさんには多摩川のパノラマを見ながらゆっくりと食事をしていただけました。また地もの野菜“のらぼう菜”のおひたしは大変好評を得たようで用意した5束分のおひたしは綺麗に無くなりました。

午後は羽村橋の大ケヤキを観た後、100m進むたびに21㎝下がる勾配をゆっくりと流れる玉川上水沿いの遊歩道を散策しつつ、重機もない時代にわずか8ヶ月で完成させた土木工事の技術に思いを馳せてもらいました。

福生分水では33ある分水で民間への分水は福生と砂川しかなかったことや、福生分水へ昨年今上天皇がお立ち寄りになられたことなど、その歴史的な価値などを解説させていただきました。

振り返りでは、「羽村堰にまた来たい」、「来月もここでやって欲しい」、「次の企画はいつなのか」等々嬉しいお言葉をたくさん聞くことができ、みなさんには羽村の春を楽しんでいただけたのではと思います。

 

参加された皆さん、本当にありがとうございました!

 

次回は819日(土)「御岳山の貴婦人に会いに行こう!」です。可憐に咲くレンゲショウマや珍しいタマガワホトトギスを観察する予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。

 

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2017年1月21日(土)  「仙川散策と冬鳥探し」を実施しました。

大寒の翌日、朝は真っ青な空に覆われていましたが、吹きぬける北風が身を切るような冷たさで、防寒対策を二重三重にしての仙川駅からの出発でした。しかし仙川沿いの遊歩道に到着すると、そこここでの陽だまりが参加者、スタッフを包んでくれて次々に見つかる冬鳥のカモ類や留鳥のカルガモ・サギ類・カワウなどを双眼鏡をのぞき観察しました。期待したカワセミはこの日はとうとう見つかりませんでしたが、コサギとダイサギとアオサギのスリーショット、オナガカモ・ヒドリガモ・マガモ・コガモ・カルガモのカモ類雄雌入り乱れての婚活中(?)の団体、冬の太陽の下で物思いにふけるおじさん風のカワウなどなど、午前中は見どころいっぱいの観察会となりました。

午後からは砧公園に入り冬鳥探しです。地元のバードウォッチャーに聞くと、今年はアトリのあとり年、いや当り年とのことで、千羽前後が来ているとのことでした。隣接する大蔵運動公園の樹木のあちこちで10羽20羽単位のアトリの群れがお出迎え。公園内に入ると、聞こえてくるのはハシブト・ハシボソの合唱でしたが、幹と枝だけになったケヤキの大木に、200羽か300羽かカウント不能のアトリの大群が、上部の枝と根元の芝生に飛び上がったり飛び降りたりを延々と繰り返す光景に、一同しばし釘付けになりました。

今回の観察会も「季節の会」らしく、鳥見のあい間あい間にムクロジの果実、ヤドリギとレンジャクとの相性などの話しを挿みながら鳥探しを楽しんでいただきました。

また、昼食時には暖かいカワラケツメイ茶を、閉会後にはウワミズザクラの果実、杏仁子(アンニンゴ)で作った果実種も楽しんでいただき、更に常連の参加者がお持ちになられたカボス酒もいただきました。

 

初めてご参加された皆さん、そしてリピーターの皆さん、またご一緒できることを楽しみにしております。ご参加ありがとうございました!

 

【鳥合わせ】

カルガモ・コガモ・オナガカモ・ヒドリガモ・マガモ・コサギ・ダイサギ・アオサギ・カワウ・ユリカモメ・ハクセキレイ・キセキレイ・アトリ・シメ・ツグミ・エナガ・シジュウカラ・コゲラ・メジロ・アオジ・スズメ・ムクドリ・ヒヨドリ・キジバト・カワラバト・ハシボソガラス・ハシブトガラス・オオタカ・ゴイサギ・ワカケホンセイインコ      (以上30種)

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2016年10月15日(土)  秋の観察会「秋の陽だまりで皇居・東御苑散歩」を実施しました。

10月15日(土)は、土日としては6週間ぶりの晴れ間になったということで、秋晴れの空のもと、『季節の会』秋編・「秋の陽だまりで皇居・東御苑散歩」の観察会を実施いたしました。

 

庭園は江戸城の本丸・二の丸があったところ、よって貴重な歴史的遺構とともに四季折々の自然を楽しめる、都会のオアシスとなっているところです。

 

午前中は主に遺構の見学と、各講師が用意した江戸城の概略図や明治維新後の写真などを閲覧しながら、江戸城、徳川幕府、松の廊下にまつわるエピソードなどを伝え、解説を行いました。

 

午後からは二の丸跡地に広がる、昭和天皇のご発意により造成された雑木林と、鰭や尻尾が金魚のように長い「ヒレナガニシキゴイ」が泳ぎ回る池の周りに植栽された樹木や、秋の七草はじめ多くの開花中の草花を参加者と共に、いくつかの種には解説を交えての観察をしました。

 

歴史の遺構といい、自然の生き物といい、紹介する対象物は限りなく、でも時間は限られているなかでしたが、参加されたみなさんには江戸時代の雰囲気に触れられて、そして爽やかな秋の一日を楽しんでいただけたのではと思います。

 

初めてご参加された皆さん、リピーターのみなさん、またご一緒できる日を楽しみにしております。

ご参加ありがとうございました!!

 

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2016年8月6日(土)  夏の観察会「日原鍾乳洞と奥多摩の森でcool な夏の森散歩」を実施しました。

86日(土)に奥多摩の日原で夏の観察会を実施いたしました。

 

奥多摩駅は登山や涼を求めた人たちで混雑していましたが、心配されたバスは増便もあり全員座ることができ、幸先の良いスタートとなりました。終点の東日原バス停で開会をし、軽いストレッチをした後観察会スタート。当日は平地では猛暑となったため標高650メートルほどの日原でも照りつける日差しは肌が痛い程でした。途中地元の名水“萬寿の水”でのどを潤し、山側の岩場ではイワタバコの花が出迎えてくれます。谷側は深い渓谷でそこを適地とするサワグルミやトチなど渓畔林の特徴を観察しながら一石山神社へと向かいます。一石山神社入り口には“神明水”と呼ばれるペットボトルが結露するほどの冷たい水が湧き出ており、皆さん奥多摩の水の豊かさを実感されたようでした。

 

午後は日原鍾乳洞です。一年を通じて洞内の気温は11℃のため、出入り口から流れ出る冷気は外気に触れ霧状となって目に見えるほどです。総延長は1270m、高低差は134m、気が遠くなるような長い年月地下水流に浸食された奇岩はライトアップされとても幻想的です。40分程の洞内巡りでしたがしばし“coolな夏”を体験していただけたのではと思います。

 

次は更に“coolな夏”を体験していただくプログラムです。奥多摩駅まで戻り奥氷川神社脇から日原川に下り、靴を脱ぎ裸足になって清らかに流れる川に足を浸してもらいました。岩をひっくり返して川虫を観察したり、お土産の木製プレートに絵を描くなど、思い思いに“coolな夏”のひと時を楽しんでいただきました。川原ではスタッフが用意してきた冷たいカワラケツメイ茶も大変好評をいただき、常連の参加者からは「次回はどんなお茶が出るのか楽しみです」など嬉しいお言葉を頂戴しました。

今回は、ここが東京?と思うほど緑と水が豊かな奥多摩で非日常的な時間を皆さんに過ごしていただけたのではと思います。

 

初めてご参加された皆さん、そしてリピーターの皆さん、またご一緒できることを楽しみにしております。

ご参加ありがとうございました!

 

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2016年4月2日(土)  春の観察会「片倉城跡公園へ 桜・カタクリ・スミレに会いに行こう!!」を実施しました。

今回のフィールドは八王子市片倉町、小比企丘陵の東の先端部分に位置する標高144mの

片倉城跡公園です。園内北側斜面には数カ所に湧水があり、雑木林、社寺林、草原、水路、湿原、沼など環境はとても多様で、樹木は107種、草本は95種が確認されているそうです。

暖かい春の陽気に包まれた一日を期待していたのですが、期待は見事に裏切られ花冷えの

くもり空となり、お目当てのカタクリは気温が上がらないため固く閉じたまま俯いていましたが、スプリングエフェメラルの生き方の説明に参加された皆さんはとても興味を持たれ、目を凝らして種の帽子をかぶった発芽したばかりの葉を探されていました。空堀の北斜面にはヤマブキソウのつぼみもほころび始め、カタクリが眠りにつくころには一面黄色の花に入れ替わるのではと思われます。

昼食は二の丸広場でちょうど満開を迎えたソメイヨシノの下でいただき、ちょっとしたお花見気分を味わうことができました。

午後はお気に入りの草木のスケッチに挑戦。講師から「素直な気持ちで植物をじっと見つめると何かが

見えてきますよ」とのアドバイスをもらい、皆さん黙々と鉛筆を走らせていらっしゃいました。

でき上がった作品の合評会では、メンバーお手製のカワラケツメイのハーブティーとオオシマザクラのサクランボ酒をカヤの実をおつまみに召し上がっていただき、少し肌寒い陽気でしたが、今回も大人の休日を楽しんでいただけたのではと思います。

 

次回は8月6日(土)「奥多摩でツリーウォッチングと鍾乳洞探検」です。

またご一緒できることを楽しみにしております。

参加されたみなさん、ご参加ありがとうございました!

 

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2015年11月7日(土)   秋の観察会「実りの季節の小石川植物園で秋散歩& 木と葉で作るタペストリー」を実施しました。

秋の観察会のフィールドは日本最古の植物園、文京区の小石川植物園(通称)です。

今回は種子散布を中心にケンポナシ、オオモクゲンジ、ヒマラヤスギ、アオギリ、トチュウやカジカエデなど風や動物に散布される植物の種子を拾い、みなさんにできる限り実際に触れていただきながらの観察会といたしました。中でもユリノキに止まっていたカラスが飛び立った振動で枝が揺れ、種が舞い落ちる様は圧巻でした。また、薬園の流れをくむ研究植物園でもあることから、生薬や漢方などの話も交え、カンレンボク(キジュ)と癌、トウゴマとヒマシ油、アオギリの梧桐子など初めて聞く講師の話に、参加された皆さんは興味津々といったところでした。

午後からは園近くの喫茶店を借り切り、人気のクラフト作りです。画像にあるとおり素敵な壁かけの完成です。出来上がった壁かけを眺めながらコーヒーとケーキを楽しんでいただきました。

今回はデング熱の影響もなく、無事実施することができメンバー一同ホッとしております。

次回は2016年4月2日(土)「桜~片栗~菫 片倉城跡公園(課題)」で実施いたします。

またみなさんとご一緒できることをメンバー一同楽しみにしております!

 

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2015年8月1日(土)  夏の観察会「都民の森でcoolな夏の森散歩」を実施しました。

今回は標高1000メートル、東京都桧原都民の森で「coolな夏の森散歩」と題して観察会を実施しました。気温は標高が100メートル上がると0.6度下がると言われています。今回のコースには落差35メートルの三頭大滝もあり、時折谷から吹き上げて来る清々しい風に吹かれながら、トチノキ、カツラ、シオジの巨樹やソバナ、クサボタン、タマガワホトトギス等々夏の草花を観察していただきました。午後はもうすぐゴールというところで遠雷が聞こえましたが、大粒の雨が降り出したのはゴールの森林館に着いてからでしたので、誰一人として濡れることなく無事夏の観察会は終了いたしました。今回は初参加の9歳の女の子から、とてもお元気な81歳のリピーターのお母様までとその差72歳!と幅広い年齢層の方々にご参加をいただきました。皆さんには都会の猛暑をしばし忘れていただけた観察会となったのではと思います。

次回は11月7日(土)文京区の小石川植物園での観察会と午後からは人気のクラフト作りです。リピーターのみなさんはじめ、たくさんの方々のご参加をメンバー一同心からお待ちしております。ではまたご一緒しましょう。

 

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2015年4月11日(土) 春の観察会「裏高尾スミレをもとめて春散歩」を実施しました。

菜種梅雨の影響で朝から小雨が降ったりやんだりとあいにくのお天気だったのですが、

13名の方にご参加をいただきました。今回の企画は春の草花の中で特にスミレを中心とした観察会。高尾山周辺は環境が多様なため、住み分けをしているたくさんの種類のスミレと出会うことができました。お昼前には空が明るくなり雨もやみ、昼食後には季節の会のメンバーが採集、乾燥させて作ったどくだみ茶と山形県のトチの実かりんとうとオニグルミの仁で皆さまをお・も・て・な・しさせていただきました。

午後からはこちらも季節の会のメンバーが草木染で染めたフェルトで“くるくるストラップ”づくりを楽しんでいただきました。

小雨の降る中、しゃがみこんでじっくりと観察をすることができなかったのは残念でしたが、開放花と閉鎖花、エライオソームで種を移動させるスミレのしたたかな戦略を聞き、みなさん驚かれていらっしゃいました。

 

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2015年2月8日(日) 「葛西臨海公園鳥類園で春を待つ草花と冬鳥」の観察会を実施しました。

今回は初めての臨海エリア、公園の中に駅があるようなアクセスの良い葛西臨海公園鳥類園で春を待つ草花と冬鳥の観察会を実施しました。雨が心配されましたが公園の上空だけが薄雲の中に青空がのぞき、最後の閉会式までお天気がもち、参加された皆さんと観察会を楽しむことができました。海浜性の植物の戦略を観察し、鳥類では猛禽類のノスリとも出会え、また人懐っこいアオジを見つけると思わず「可愛い-」との声が聞こえました。今回、双眼鏡で野鳥を観るのは初めての方もいらっしゃり、また是非葛西臨海公園での観察会を実施してもらいたいとの嬉しいお言葉を頂戴しました。

また、皆さんとご一緒できることを季節の会メンバー一同、楽しみにしております。

 

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2013年5月24日(日) 日比谷公園で樹木と草花観察&クラフト作りを実施しました。

都会のオアシス日比谷公園で、今回も観察会とクラフト作りを皆さんに

楽しんでもらいました。

皆さんが作った「木の葉のオブジェ」、素敵でしょ!!

 

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2013年11月16日(土)目黒自然教育園で草花観察会とクラフト作りを実施しました。

上段左からムラサキシキブの果実・アワコガネギク・観察会風景・クラフト作り

素材はすべて季節の会のメンバーが一人で染め上げたものです。やさしい色合いに  心が和みます。

素敵なドリームキャッチャーが出来上がりました!

 

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12月の観察会の募集を開始いたしました!

詳細はこちらをクリックしてください。 

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10月の観察会の活動報告です。

当日の模様はこちらをクリックしてください。 

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8月の季節の便りはこちらをクリックしてください。

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次回の観察会の日程はこちらをクリックしてください。 

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森林インストラクター東京会(FIT)

私達は全員森林インストラクター東京会のメンバーです。

森林インストラクターの仲間のサイト